「結婚の時以来やな」
70歳の両親と家族写真を撮った日
両親が70歳節目を迎えました。
古希。
古希(こき)とは、数え年で70歳(満年齢では69歳または70歳)を
迎える方をお祝いする長寿の祝いのこと。
還暦(60歳)に続く長寿祝いの一つで
テーマカラーは紫色とされています。
私も妹も、帰国する数か月前から
「お祝いどうする?」
と、何度かやり取りをしていました。
でも、お互いに子どものことや仕事で毎日バタバタ。
何をするか決めきれないまま、
気づけば私の一時帰国になっていました。
何を贈ろう?
正直、何を贈ろうか結構悩みました。
旅行・・食事会・・記念品??
昨年、事業(うちは代々米農家です)
を弟に譲り、時間ができた両親は
普段からいろんなところへ
旅行に行っています。
二人とも忙しいので、
こちらで旅行をセッティングするのも
なかなか大変そう。
かといって、私の予算で
食事に連れて行くだけだと
もちろん楽しいけれど、
いつもの延長のような気がしました。
そして、物も食べ物もお酒も腐るほどある実家。。
なんか違う。と決めきれませんでした。
思いついたのは
でも、
せっかくなら、普段とは少し違うことをしたい。
あとから
「あの時、あんなことしたなぁ」
と話せるようなお祝いができたら
理想ではある。
でも、何する??
そんなことを考えながら
実家滞在2日目の夜。
「お金がないけど、何かできるかな」
とchatGTPに相談していた時に
出てきたのが
家族写真というアイデアでした。
それ、いいかもしれない。
そう思って、次の日には
近所の写真館へ電話。
「急で本当に申し訳ないのですが、明日しかないんです」
と、滑り込みで予約をしたものの。
予約した時間ではみんな微妙に集まれないという事態に。
妹家族は子どもたちの予定もあるし、
うちも一時帰国中で予定がぎっしり。
人数が多いと、全員の時間を
合わせるのは簡単ではありません。
「せっかく時間を融通してもらったけど、
その時間では集まれそうにないのでキャンセルしたいです。本当にごめんなさい。」
と、泣く泣くキャンセルの電話をしたのですが
写真館の方がとても親切で
「今日しかないっておっしゃってましたもんね。なんとかします!」
と、私たちが全員集まれる時間に
撮影できるよう
時間を調整してくださいました。
そして、もうひとつ嬉しかったこと。
普段こういう集まりには、
あまり積極的に参加しない弟が
ちゃんと来てくれたこと。
私も妹も内心
「来んかもしれへんな。」
と思っていました。
でも、ちゃんと来てくれた。
それだけで、なんだか嬉しかったです。
(撮影中も結構楽しんでてびっくりでした🤫)
「二人の写真も撮りたい。」
そして、当初カメラマンさんに
お願いしていたのは
「両親と孫たち」
そして
「家族全員の集合写真」
の2カット。
でも撮影が始まる前に、母が
「お父さんと二人の写真も撮りたい。」
と言いました。
そして父と母、二人だけの撮影も開始。
なんだか照れながらも
カメラマンさんに誘導されて
色んなポーズをしている二人を見て
なんだか泣けました。
そして、父がぽつりと
「こうやって二人で撮ってもらうの、結婚の時以来やな。」
と言ったのです。
その一言を聞いて、
あぁ、本当にバタバタしたけど
やってよかったなと思いました。
そして、次は孫たちと両親のカットに。
その時間には、妹と姪っ子2人も間に合い
お願いしていた紫色の花束を二つ。
姪っ子から両親に手渡されました。
そして、撮影がスタート。
いつもながら
うちの三男は終始、絶好調。
最高の笑顔と決めポーズを連発して
みんな大笑い。
(写真館の方にも唯一名前を覚えてもらっていました)
撮影していた時間、全部。
なんだかすごく温かかった。
写真より、心に残ったもの
撮影が終わったあとには
全員(弟は不参加)から
それぞれ手紙も渡しました。
そのあと、父が予約してくれていた
いつもの焼肉屋さんへ。
総勢 10名(弟の代わりに、妹の旦那さんが合流)
たぶん、あの日の食事代だけで
写真の撮影とアルバム代より高かったんじゃないかなと思います。
ほんと、美味しすぎたせいもあって
三兄弟、めっちゃ食べてた。怖い。。
もちろん、みんなで
ワイワイ焼肉も楽しかった。
でも、写真館での撮影は
私の中で忘れられない思い出になりました。
弟も来てくれたこと。
父と母が少し照れくさそうに並んでいたこと。
三男がみんなを笑わせていたこと。
そして、みんなで手紙を渡せたこと。
いろいろバタバタだったけど、
やってよかった。
普段とは少し違う形で、
家族みんなで同じ時間を過ごせた。
70歳のお祝いに
そんな一日を贈れたことが
今はとても嬉しく思っています。
「お父さんと二人の写真も撮りたい。」
母の一言
「こうやって写真館で二人で撮るの、結婚の時以来やな。」
父の一言
私はきっと、ずっと覚えていると思います。
写真館での撮影って、写真だけじゃない。
撮影の時間も丸ごと、思い出になる。
そして、出来上がった写真。
みんなとってもいい顔をしていて、
それもとっても幸せな気持ちに
なったのでした。
また一つ
忘れたくない思い出が増えました。
今週も「倒れられない母の裏側通信」を
お読みいただき、ありがとうございます🌿
また、よってってや🧡
今日のラテ様
私もできるなら、一緒に撮りたかった〜!




